『爆笑問題のニッポンの教養 万物は渋滞する』

爆笑問題のニッポンの教養 万物は渋滞する 渋滞学

爆笑問題のニッポンの教養 万物は渋滞する 渋滞学

うちの近くには踏切(第1種踏切)がふたつある。車で出かけるときに、踏切での一時停止ってホントいらないよなー、といつも思う。昨日もそう思ったところだったので、この本にその話が出てきて驚いた。というか、踏切での一時停止が渋滞を引き起こすというのは、一般的な話なんだな。
急がば回れ」や「損して得とれ」が西成先生の渋滞学のキーワードだそうだ。短期的な視野で行動をすると、損をするというのは覚えておきたい。そして数学的な話が、結局は人間くさい話に結びつくというのが、こういう話のおもしろいところだと思う。池谷裕二の脳の話みたいにね。(そういえば、池谷さん、昨日の朝日に載ってたな。)